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地価はどのあたりで落ち着くか! 

高齢化が進むと、便利な町でないと人は暮らせません。高齢になると、どうしても
病気がちになります。従って病院まで長時間かかるような場所には住めなくなります。

利便性の高いところに住むというのが、人間として当然の生活パターンなのです。
病院を始め生活の利便性のいい市街地と、そうでないところの差が明確になって
いきます。 これは都市の集約化とも言えます。

日本で起こる現象は、ほぼイギリスの後追いをしている学者がいます。

イギリスはかつて、大英帝国と呼ばれた時期がありました。東インド会社を通じて
植民地政策を行う世界最強の国でした。

ところが、当初は機能していた組織が硬直化し、「イギリス病」と呼ばれるように
勢いを失っていきました。

世界の工場と呼ばれたころの成功体験を引きずってしまい、「今まで通りがよい」
とか 「今さら組織を変えるのはイヤだ」とか思考停止状態に陥っていったのです。

すると新しい設備投資とか、効率を求めるということをしなくなり、非効率でコスト高や
人件費もどんどん上がっていきました。

これはイギリスに限らず、アメリカでもヨーロッパでも、どの国でも起こってきたことです。

一般的に人間というものは 「現在」に満足すると 「変化」を嫌うようになります。

その事は、つい何十年前に日本中が高経済成長の経験とその結果として向上した
生活レベルに満足したことは誰にも記憶に新しいところであります。

そして日本人は「変化」を好まなくなってしまいました。
日本も、どの国もが昔通った道を歩んでいるのです。

イギリスにとって幸いだったのは、サッチャー首相の登場と言われます。

サッチャー首相は規制緩和を行い、競争原理を導入し、競争に負けた会社は
どんどんつぶれるという荒療治でイギリスを再生させたのです。

荒療治の最中は企業の倒産、人員解雇等で連日連夜マスコミからの
総攻撃を受けていました。 でも彼女は信念を持って総攻撃に耐えたのです。

残念ながら、日本でこのような荒療治を行う政治家はいませんでした。
ところが日本でも小泉純一郎首相が誕生するや否や、選挙で大勝利し

大胆な規制緩和や税制改革、公共事業削減等を矢継ぎ早に行って行きました。
約5年間に渡る政権の中で、国民生活は給与削減を始め、雇用不安、医療崩壊、
年金不安、そして財政破綻に伴う国家破綻の懸念にいたるまで日本中が、将来
不安の真っ只中にいるのです。

その大胆なる改革に多くの国民は耐え切れず道半端で政権交代が行われました。
その改革の評価は、賛否の分かれるところでありますが、その経緯のうちにも
国の財政赤字は膨らみ続け、後2~3年で1000兆円、国のGDPの約2倍に及び
国家破綻への確率が高まるばかりであります。

かつて世界の工場だったイギリスでは、地価と人件費が上昇したために、生産コストが
割高になり、生産拠点を海外に奪われました。

しかし、サッチャー首相の強硬策の結果、非効率な企業はどんどん倒産し土地の
値段も人件費もどんどん下がったために、アメリカ向けに生産拠点として復活することが
できたのです。  これは日本にも同じことが言えると思います。


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Posted by 結不動産情報ネットワーク at 2010年07月27日   14:38
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